「ユルトミリス®治療を受ける視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)患者さんへ」
(2023年5月作成、東北医科薬科大学医学部脳神経内科学教授 中島一郎先生監修)の内容を再構成しています
ユルトミリス®の投与⽅法・投与スケジュール
ユルトミリス®の投与⽅法
ユルトミリス®はNMOSDの再発予防のためのお薬です
投与方法
- ユルトミリス®は医療機関において、点滴(静脈内注射)で投与されるお薬です。
- 点滴以外の方法では投与できません。
- 患者さんの体重によって投与量が異なります。
ユルトミリス®治療によってNMOSDの再発予防につながることが期待されます
ユルトミリス®の投与スケジュール
投与スケジュール
- ユルトミリス®は、初回投与後、2週間の間隔をあけて2回目の投与を行います。
その後は8週間(約2ヵ月)に1回の投与を繰り返します。
これまでも補体阻害薬で治療していました
ユルトミリス®は何が違いますか?
ユルトミリス®は何が違いますか?
ユルトミリス®は、これまでの補体阻害薬と
はたらきは同じですが、長く作用するようにつくられています
投与スケジュールや投与時間が異なりますので、
担当医師の指示に従って治療を受けてください
はたらきは同じですが、長く作用するようにつくられています
投与スケジュールや投与時間が異なりますので、
担当医師の指示に従って治療を受けてください
- 医師の診察を受けることなく治療を中止しないでください。
- ユルトミリス®による治療の中止に際しては、担当医師・看護師・薬剤師などの医療従事者との十分な話し合いが非常に重要です。