ユルトミリス®の投与⽅法
監修︓ 脳神経内科 千葉 川口直樹 先⽣
ユルトミリス®は点滴静注製剤です。
ユルトミリス®には、ユルトミリス®点滴静注とお薬の濃度を高めた高濃度製剤(ユルトミリス® HI点滴静注)の2種類があります。どちらも投与方法や投与スケジュールなどに違いはありませんが、最短の投与時間が異なります。どちらを使用するかは、担当医師が判断します。また、投与量は患者さんの体重によって決まります。
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ユルトミリス®使⽤中は、髄膜炎菌など特定の種類の細菌に感染しやすくなる可能性があります。髄膜炎菌感染症は、⽣命にかかわる重⼤な転帰になる可能性のある病気であるため、ユルトミリス®の治療を開始する前にワクチンを接種する必要があります。髄膜炎菌ワクチンは、ユルトミリス®投与を開始する2週間前までに接種することが推奨されています。くわしくは
「ユルトミリス® 投与後に特に注意が必要な副作用」をご参照ください。
医師の診察を受けることなく治療を中⽌しないでください。
ユルトミリス®による治療の中⽌に際しては、担当医師・薬剤師等の医療従事者との⼗分な話し合いが⾮常に重要です。